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阪急の創始者、小林一三②

沿線を歩いてわかった、新鉄道路線のポテンシャル岩下清周(いわした きよちか)の誘いでサラリーマンを辞め、

経済恐慌による紆余曲折があったものの、新しい鉄道会社「箕面有馬電気軌道」(現在の阪急電鉄)

の「生みの親」役を託された小林一三。

しかし、阪神電車などのようにすでに発展している都市間を結ぶ鉄道と違って、

梅田から農村地帯を経由して紅葉(箕面)や温泉(有馬)の観光名所を結ぶ路線ということで、

「遊覧電車では利用者が少ないのではないか?」など、誰もが鉄道開業に対して消極的でした。

 

そんな周りの考えを覆すアイデアを思いついたのは、一三が池田と梅田の間の予定線を実際に歩いたとき。

牧歌的な風景を見ながら、「こんな良いところに、どうして大阪の人間は住みたがらないのか?」と、

当時、人口増加が著しかった大阪市内の狭い住居の暮らしと比べ合わせ、

「郊外に住宅地を新たに作り、その居住者を市内へ電車で運ぶ」という、

その後の私鉄経営の基礎となる考えに至ったのです。

さらに、出資者に事業を売り込むために、事業展開を説明するパンフレット「最も有望なる電車」を作ったのは、

文学青年の一三らしいアイデアで、当時としては珍しかったそうです。

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