松本軌道工業株式会社

鉄道工事ってどんなしごと?②

2:保線、土木

◎レール交換、マクラギ交換、レールのゆがみ修正、削正

(マクラギ:レールの下に敷かれている機材のこと)

長い間同じレールやマクラギを使用していると、電車の車輪などによる摩擦の影響でさまざまな損傷を受けます。

また、気温の変化によりレールが伸び縮みすることで、ゆがみや凹凸が発生することもあります。

この工事では電車を安全に運行するために、古くなったレールやマクラギを交換したり、

レールを削ってゆがみや凹凸を無くす作業を行います。

 

◎トンネル、橋などの管理

主にトンネルの壁や橋にヒビが入っていないか、損傷している部分はないか、

鉄筋は古くなっていないかなどのチェックやメンテナンスを行います。

点検するためのハンマーや専門の機械を使いながら、手作業で確認することが多いです。

 

3:建築

◎駅舎の新築工事、リニューアル工事、耐震工事、事務所ビルの新築工事

この工事は、わたしたちの生活に一番身近な工事です。

たとえば駅中に設置されているエレベーターや待合室を新しくつくったり、階段の手すりをバリアフリーにする工事があります。

駅を利用するお客様がより快適に、より安全に使用できるように新築・改良工事を行います。

また、地震対策のために耐震を強化する工事などもあります。

建築部門では、安全・安心な設備を長期的に保てるように点検やメンテナンスなどの管理も欠かせない大切な仕事です。

駅舎は鉄道を利用するお客様や地域社会との接点でもあります。

建築部門には、建物を建てるだけでなく企画や設計などの業務も関わっています。